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学校徒然日記

02.08.19 校内点描

今日から授業が始まりました。

訪問したのは、まず1年生の社会科。「中国の文明」をキングダムになぞらえながら、ICTを活用し、進めておりました。「もし、自分が秦の始皇帝だったらどう?」などという発問もあって、生徒も歴史の舞台に身を置きながら考えることのできるダイナミックな授業でした。とってもたくさんの「自分の考え」を出してくれました。次は同じ1年生の保健体育。今日は「体育理論」を学ぶ学習でした。「そもそもスポーツに親しむのは何のため?」と生涯スポーツを背景に、自分自身と照らし合わせて考える授業でした。ベテランの先生の巧みな話術で進んでいく授業、新任の先生の教材研究が施されたシステマティックな授業と2通り見ることができ、それぞれ手法は違っても、生徒の考える場面が工夫され、笑顔あふれる授業でした。 沼田

02.08.18 今日から2学期のスタートです!

今日から2学期が始まりました。

みんなこの暑い中、よく頑張りました。

今週はお弁当なしの45分4時間授業です。平日の部活動は朝練習のみ行います。今日は、朝10分間の始業式を行い、全校で清掃活動。その後、各学年では「休み明けテスト」に取り組みました。短い夏休みでしたが、休み中の学習の成果を答案に書き記しました。

明日からは各教科の授業が再開します。エアコンをきかせていますが、換気も考えなくてはならないので、外の熱風を冷やすのはなかなか機械といえども大変です。それでもこれまでのことを考えると明らかに学習環境として整うようになりました。

外を見ると夕方には赤とんぼも舞うようになったので、涼しくなるのももうすぐかなと願いながら。 沼田

<夏休み2>市役所を訪問すると…

所沢市役所では「所沢元気回復プロジェクト」と題し、1Fロビーに市内飲食店の皆さまが制作した「テイクアウト・デリバリー」のちらし(リーフレット)が置かれたコーナーが設置されています。そのコーナーに「みんなでつくろう安心のまち」という昨年度、埼玉県最優秀賞受賞の本校卒業生制作ポスターが飾られています。所沢の元気回復の一翼を担いますように。早速、1部ずつちらしをいただいてきて、リーフレットアルバムを作り、職員室に置きました。 沼田

NEW <夏休み1>部活動の様子!

1学年副担日記にもありますように、「夏の部活動」が今週、最盛期を迎えています。新型コロナウイルス感染症に気を付けつつ、手洗い・うがいの励行をしながら、それぞれが好きな活動に打ち込んでいます。 沼田

NEW 02.07.31 校内点描

1学期が終わりました。

コロナ禍の中でしたが、たくさんの皆様のおかげで何とか今日を迎えることができました。感謝です。

今日はそれぞれの学年で学年集会、終業式、学活を行いました。イレギュラーな形で始まった今学期でしたが、みんな(生徒諸君・保護者の皆様・地域の皆様・教職員一同)の知恵をつないで乗り切れましたね。ありがとうございました。

明日から夏休み。しばしのリフレッシュを。2学期は8月18日に始まります。みんなが揃って迎えられますように。楽しみにしています。 沼田

NEW 02.07.30 校内点描

今日30日は大掃除がありました。4か月分をピカピカにします。埃を落とし、掃き集め、水拭きをし、さらに磨き上げ、終わったら、石鹸で手を洗いうがいをていねいに感染防止に努め、向陽中にいるみんなで頑張りました。ありがとうございました。学校中がシャキーンとなりました。嬉しいかぎりです。 沼田

02.07.29 校内点描

3年生の道徳の時間にお邪魔しました。

「No Charity,but a Chance」という題名で、1964年の東京パラリンピックで日本選手団団長を務めた整形外科医 中村裕博士 のお話です。氏は「世界中の障害のある人々にスポーツと労働を通して、社会の中で生きる自信と喜びを与え続けた…」とあります。皆さんどんなことを感じながらそれぞれが「考えた」ことでしょうか。 沼田

02.07.28 校内点描

2年生の国語と英語の授業をのぞいてきました。

国語の授業は、三浦哲郎「盆土産」。そのさわりを…

… えびフライ、とつぶやいてみた。
 足元で河鹿が鳴いている。腰を下ろしている石の陰にでもいるのだろうが、張りのあるいい声が川につけたゴム長のふくらはぎを伝って、ひざの裏をくすぐってくる。つぶやくにしても声にはならぬように気をつけないと、人声には敏感な河鹿を驚かせることになる。
 えびフライ。発音がむつかしい。舌がうまく回らない。都会の人には造作もないことかもしれないが、こちらにはとんとなじみのない言葉だから、うっかりすると舌をかみそうになる。フライのほうはともかくとして、えびが、存外むつかしい。
 えびフライ。さっき家を出てくるときも、つい、唐突にそうつぶやいて、姉に、
「まぁた、えんびだ。なして、間にんを入れる? えんびじゃねくて、えびフライ。」
と訂正された。自分では、えびと言っているつもりなのだが、人にはえんびと聞こえるらしい。それが何度繰り返しても直らない。…

この文章は、人との関わりの中で「優しさ」や「思いやり」の心情に触れるもの。ひとりひとりが文章をかみ砕いて味わっていました。

英語は、フィンランドの紹介ビデオを題材に生きた英語に触れていました。これもひとつひとつ着実に力をつけていますね。耳から入ることを大切にしておりました。 沼田

 

02.07.27 校内点描

4連休が終わりました。今日も蒸し暑い日で体調の管理がそれぞれ大変だったでしょうか。学校では今週も毎日4時間の短縮日課で教育活動が行われています。全校三者相談は明日まで。保護者の皆様におかれましては、足元の悪い中、中学校までお越しいただき誠にありがとうございます。ご家庭とじっくりお話しさせていただく機会を設定させていただいたことで、ようやく今季もスタートを切ったのだなと、あらためて感謝しております。ありがとうございます。

さて、今日は面談期間の3年フロアを訪ねてみました。踊り場には高等学校の様々なポスターが貼られ、冊子もすぐに手に取れるように配置してあります。各クラスの廊下には、進路関係の書物が並べられています。3年生もいよいよ進路先を視野に入れて、自分探しの旅が始まりますね。あなたたち生徒ひとりひとりの夢を教職員一同心から応援しています。

授業の様子は1年生の理科の授業です。マグマからできた「岩石」の名前の覚え方をていねいに確認しているところでした。 沼田

02.07.22 校内点描

コロナ禍の影響は授業にも多々あります。3年生総合的な学習の時間は、学年を一堂に会することができずに2つに分けて実施しています。音楽科は「歌」を歌えていません。美術科は「自画像」に取り組むのにマスクをはずすことにためらいがあります。音楽の授業では1年生がQUEENの名曲「We will rock you」のリズムに合わせ、自分で考えたリズムをみんなでつないで表現しています。美術の授業では「目」に焦点を定め、自画像に取り組んでいます。「目は口程に物を言う」とはこのことでしょうか。それぞれ思い思いの素敵な作品づくりが進んでいくことでしょう。音楽も美術も、それぞれ「過程」の大切さを学んでいました。物事を未知の世界へ向けて進めていく面白さ。「学び」の醍醐味はこんなところにもあるのだな、と思わせてくれる授業でした。

ふと3年生が不思議そうな表情で私のことを見ています。名札を見せると「校長先生ですか。初めまして」生徒の皆さん、本当にごめんなさい。私が校長です。こんなところにもコロナ禍があります。1学期の終業式にビデオでお会いするのを楽しみにしています。こちらも何とか皆さんの名前を覚えていきますので、あらためてどうぞよろしくお願いします。 沼田